Z80 CPUとは何か

16Oct - by Joe-90 - 0 - In Maker Faire

今更ですが、Z80CPUについての説明をしていなかったので、この場で説明します。

概要

Z80 CPU(Central Processing Unit)は、Zilog社によって設計および製造された8ビットのマイクロプロセッサで、1970年代から1980年代にかけて人気のあったマイクロプロセッサ。特に旧世代のパーソナルコンピュータやゲーム機、埋め込みシステムなどで広く採用された。代表的なZ80ベースのコンピュータには、Sinclair ZXシリーズ、Amstrad CPC、CP/Mマシン、および一部のアーケードゲームなどがある。

8ビットアーキテクチャ

データの各バイトが8ビットである。8ビットプロセッサには、Intel 8080、Zilog Z80、Motorola 6502などがある。 これらのプロセッサは、コストが低く、エネルギー効率が高いため、特定の用途に適していた。現代のコンピュータは、より高性能な16ビット、32ビット、64ビットアーキテクチャを採用している。

Z80CPUの特徴

Z80は、Intel 8080マイクロプロセッサのオペコードとほぼ互換性があり、8080のプログラムを多くの場合、わずかな変更でZ80上で実行できた。また、多くの命令をサポートしており、さまざまな演算、条件分岐、スタック操作などが可能な点も特徴。これにより、幅広いアプリケーションで使用できた。異なるバージョンでさまざまなクロック速度で利用可能で、数MHzから10MHz以上までの範囲で動作した。