HOPE-2023画像(3)運転システムの具体的な要件
●HOPE-2023●
HOPE-2023システムとは、8bitマイコンを利用して鉄道模型HOゲージを自動運転するシステムです。直列接続した抵抗をマイコン制御のリレーで切り替えて列車の制御をします。ホール素子センサーで列車位置を検出し、往復運転と、ポイント切り替えによる車庫入れ運転の2種類の自動運転をします。
HOPE-2022からの主な変更点は、プログラムの簡略化と、運転席の追加です。
HOPE-2022からの主な変更点は、プログラムの簡略化と、運転席の追加です。
運転システムの持ち合わせる機能
HOPE-2023で実装される運転システムには、いくつかの細かい機能があります。
基本的に操作パネルはブレーキとアクセル、進行方向逆転スイッチの3種ですが、動作のうち、ブレーキを緊急停止に移動させた時と、進行中に突然方向を切り替える時は、少しだけ動作が変化するようにします。
具体的には、緊急停止の時は、電源を切るだけではなく、一瞬だけ進行方向と逆向きの力を与えることによって緊急停止として機能させます。
また、進行方向を逆転させる際には、電車に軽くブレーキをかけ、その速度がゼロになってから、初めて進行方向を切り替え、加速します。
これらの機能により、リアルな列車制御を可能にします。